セルティックスは、タックス削減のため、今オフシーズンに少なくとも1人の高額契約選手を放出する見通しである。
ジェイレン・ブラウンをはじめとした複数の主力選手がトレードの噂に名前を挙げられているが、最も現実的な候補とされているのが、先発ポイントガードのジュルー・ホリデーである。
最近の報道によれば、セルティックスはすでにホリデーに関するトレードの打診を他チームから受けているとのことで、フロントもそのオファーに耳を傾けているようだ。]
ホリデー放出で「指名権を渡す側」になる可能性も？
セルティックスは、タックス回避を目的としたトレードを優先事項としている。そのため、相手チームからは「高額契約を引き受ける見返りに、1巡目指名権などのアセットを付けるよう要求される可能性がある」との見方も一部で報じられていた。
しかし、トレード対象として名前が挙がっている選手は、いずれも昨シーズンの優勝メンバーであり、実力はリーグトップクラスである。その中でもホリデーは守備と経験に優れたオールラウンドなガードであり、「戦力ダウンを避けつつアセットも得られるトレード」が成立する可能性も十分にある。
セルティックスは「1巡目指名権を要求」か
NBAインサイダーのマット・ムーア（Hardwood Paroxysm）によれば、セルティックスはホリデー放出において、1巡目指名権の獲得を要求しているという。この内容をYahoo Sportsが報じている。
以前伝えられていた「セルティックス側が指名権を添えて放出しなければならない」との見通しとは相反する内容となっている。
ホリデーの市場価値が鍵に
ホリデーの市場価値が高ければ、セルティックスはタックス削減に成功するだけでなく、1巡目指名権というリターンを得る可能性すらある。
一方で、年齢や契約規模がネックとなり、アセットを「渡す側」に回る展開もあり得る。
今後のトレード市場の動向次第で、セルティックスの今季の方針が大きく左右されることになるだろう。オフシーズンの動きに注目である。
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